▼ 2011/01/02(日) アマチュアが業務用ビデオカメラを選択する理由
【ビデオ撮影】
まずは僕のビデオカメラ経歴を紹介しますが、僕が初めて購入したビデオカメラは業務用ビデオカメラでした。機種はPanasonicのAG-DVX100といって、SD動画を撮影できるDVテープのカメラでした。これはテレビ局に勤務する知人に教えてもらって、2004年に中野のプロショップで中古品を購入しました。
しかし世の中がHD動画へ移行するに当たり、SD動画では物足りなくなっていきました。そこで2009年に購入したのがCanonの家庭用HDビデオカメラiVis HV30です。記録媒体はDVテープ。これまで撮りためたテープを見られるのもメリットだと思い、購入しました。その後、AG-DVX100はオークションで売却。
しかしHV30を使っていて気になったこともあります。
(1)暗い場面に弱く、ゲインをかなり上げて見苦しい絵にしてしまうこと
(2)色が記憶色で派手なこと
(3)絞りが二枚羽根のためボケの形がきたないこと
(4)マニュアルで操作しにくいこと
(1)に関して、AG-DVX100は非常に明るいカメラだったので、不満が残りました。ちなみに、ビデオカメラの撮像素子の明るさは2000luxの光源を撮影した際、適正露出になる絞り値で把握するそうです。メーカが公開しているデータは下記のとおりです。
F13:SONY DSR-390L(2/3 CCD※SD記録)
F12:SONY PMW-350(2/3 CMOS)
F11(ISO800):SONY PMW-F3(スーパー35mm CMOS), AG-DVX100(初めて購入※SD記録)
F10:SONY PMW-EX1R(現在のメイン機)
F9:SONY PDW-F355L/335K/335L(1/2 CCD)
F8(ISO400):SONY HVR-Z5J(1/3 CMOS), Panasonic AG-AF105(4/3 MOS)
(2)に関して、特にCanon機は派手な色彩なので、Panasonic業務機の眠い画とは別物でした。
(3)に関して、最近はSONYが家庭用HDビデオカメラでも6枚羽根虹彩絞りを採用していますが、業務機は一部を除いて虹彩絞りのため、特に光源ボケの形がきれいです。
(4)ピン送り、スローズームはSONYの家庭用ビデオカメラ最上位機を除くとかなり難しいのではないでしょうか。
そんなこんなで、現在持っているのがSONY PMW-EX1Rです。AG-DVX100が5年使えたことを考慮すると、PMW-EX1Rも5年使えるだろうと思っています。
最近は市民会館での音楽を撮影することも多くなり、PA(会場の放送設備)から音をもらう必要があるので、XLR端子が付いている業務機をますます重宝している次第です。
余談ですが、このXLR端子はSONYの家庭用ビデオカメラ最上位機であるHDR-AX2000の音声端子に採用されましたが、以前は業務用ビデオカメラにしか標準で付いていませんでした。ミニプラグと異なり一度カチッと接続すれば抜けないので、失敗が許されないプロには必須なのだと思います。業務用ビデオカメラを現場で使う機会があれば、そうしたプロ向けの「確実性」を自ずと理解できると思います。
さて今回は、PAからライン音声をもらう方法について若干説明しましょう。
(1)まずは会場と連絡。ライン音声をもらえるようなら、端子の位置を確認。撮影する位置が決まればケーブルの長さも決まります。
(2)当日、PA担当の方に挨拶。ラインで音声を下さいと言った際に、+4dBuでいいですか?と聞かれたら(*1)、それで了承します。
(3)ビデオカメラの音声入力をLINEに切り替え(絶対にMIC +48vにしないこと)。会場の端子とビデオカメラをケーブルで接続します。人が通る場所にケーブルを通す場合、養生テープで必ず固定しましょう。一番大切なのは、演奏者、スタッフ、観客の安全です。
(4)ビデオカメラと会場のXLR端子の接続が終わったら、PA担当の方に1kHzお願いします、と依頼します。ピーという基準音を出してくれるので、音声レベルを調整します。(-12db〜-6db)
これでステージの音はクリアに残せますが、客席の拍手の音等雑感も別録しておきたいですね。
(*1):メーカのミキサー仕様にあるように、+4dBu出力が一般的。
STEREO BUS OUT(L,R)
・コネクタ :XLR-3-32タイプ(バランス、2番HOT)
・基準出力レベル :+4dBu
例外はCanonの業務機。XH A1の仕様表のXLR端子には、「LINE/MICスイッチLINE時:感度:+6dBv」と書かれていますが、会場の設備が+6dBでの出力に対応していないと、記録音が小さくなってしまうので注意が必要です。こうした+4dB受けができないビデオカメラの場合、別途ミキサーないしリミッターを用意してマイクレベルで受ける必要があります。(ミキサー、リミッターが+6dBで出力できるならライン受けで大丈夫です)
尚、本格的に音楽撮影をやってみたい方は、3RD EYE STUDiOSさんの「音楽ライヴの撮影方法」を参考にしてください。カメラワークを含めて丁寧に説明されています。
同様に「吹奏楽演奏会DVD製作リポート〜マルチカメラ撮影〜」も参考になりますので、ご一読頂きたいと思います。
しかし世の中がHD動画へ移行するに当たり、SD動画では物足りなくなっていきました。そこで2009年に購入したのがCanonの家庭用HDビデオカメラiVis HV30です。記録媒体はDVテープ。これまで撮りためたテープを見られるのもメリットだと思い、購入しました。その後、AG-DVX100はオークションで売却。
しかしHV30を使っていて気になったこともあります。
(1)暗い場面に弱く、ゲインをかなり上げて見苦しい絵にしてしまうこと
(2)色が記憶色で派手なこと
(3)絞りが二枚羽根のためボケの形がきたないこと
(4)マニュアルで操作しにくいこと
(1)に関して、AG-DVX100は非常に明るいカメラだったので、不満が残りました。ちなみに、ビデオカメラの撮像素子の明るさは2000luxの光源を撮影した際、適正露出になる絞り値で把握するそうです。メーカが公開しているデータは下記のとおりです。
F13:SONY DSR-390L(2/3 CCD※SD記録)
F12:SONY PMW-350(2/3 CMOS)
F11(ISO800):SONY PMW-F3(スーパー35mm CMOS), AG-DVX100(初めて購入※SD記録)
F10:SONY PMW-EX1R(現在のメイン機)
F9:SONY PDW-F355L/335K/335L(1/2 CCD)
F8(ISO400):SONY HVR-Z5J(1/3 CMOS), Panasonic AG-AF105(4/3 MOS)
(2)に関して、特にCanon機は派手な色彩なので、Panasonic業務機の眠い画とは別物でした。
(3)に関して、最近はSONYが家庭用HDビデオカメラでも6枚羽根虹彩絞りを採用していますが、業務機は一部を除いて虹彩絞りのため、特に光源ボケの形がきれいです。
(4)ピン送り、スローズームはSONYの家庭用ビデオカメラ最上位機を除くとかなり難しいのではないでしょうか。
そんなこんなで、現在持っているのがSONY PMW-EX1Rです。AG-DVX100が5年使えたことを考慮すると、PMW-EX1Rも5年使えるだろうと思っています。
最近は市民会館での音楽を撮影することも多くなり、PA(会場の放送設備)から音をもらう必要があるので、XLR端子が付いている業務機をますます重宝している次第です。
余談ですが、このXLR端子はSONYの家庭用ビデオカメラ最上位機であるHDR-AX2000の音声端子に採用されましたが、以前は業務用ビデオカメラにしか標準で付いていませんでした。ミニプラグと異なり一度カチッと接続すれば抜けないので、失敗が許されないプロには必須なのだと思います。業務用ビデオカメラを現場で使う機会があれば、そうしたプロ向けの「確実性」を自ずと理解できると思います。
さて今回は、PAからライン音声をもらう方法について若干説明しましょう。
(1)まずは会場と連絡。ライン音声をもらえるようなら、端子の位置を確認。撮影する位置が決まればケーブルの長さも決まります。
(2)当日、PA担当の方に挨拶。ラインで音声を下さいと言った際に、+4dBuでいいですか?と聞かれたら(*1)、それで了承します。
(3)ビデオカメラの音声入力をLINEに切り替え(絶対にMIC +48vにしないこと)。会場の端子とビデオカメラをケーブルで接続します。人が通る場所にケーブルを通す場合、養生テープで必ず固定しましょう。一番大切なのは、演奏者、スタッフ、観客の安全です。
(4)ビデオカメラと会場のXLR端子の接続が終わったら、PA担当の方に1kHzお願いします、と依頼します。ピーという基準音を出してくれるので、音声レベルを調整します。(-12db〜-6db)
これでステージの音はクリアに残せますが、客席の拍手の音等雑感も別録しておきたいですね。
(*1):メーカのミキサー仕様にあるように、+4dBu出力が一般的。
STEREO BUS OUT(L,R)
・コネクタ :XLR-3-32タイプ(バランス、2番HOT)
・基準出力レベル :+4dBu
例外はCanonの業務機。XH A1の仕様表のXLR端子には、「LINE/MICスイッチLINE時:感度:+6dBv」と書かれていますが、会場の設備が+6dBでの出力に対応していないと、記録音が小さくなってしまうので注意が必要です。こうした+4dB受けができないビデオカメラの場合、別途ミキサーないしリミッターを用意してマイクレベルで受ける必要があります。(ミキサー、リミッターが+6dBで出力できるならライン受けで大丈夫です)
尚、本格的に音楽撮影をやってみたい方は、3RD EYE STUDiOSさんの「音楽ライヴの撮影方法」を参考にしてください。カメラワークを含めて丁寧に説明されています。
同様に「吹奏楽演奏会DVD製作リポート〜マルチカメラ撮影〜」も参考になりますので、ご一読頂きたいと思います。
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